01 God Rest Ye Merry Gentlemen
/ NRBQ
02 December’s Children / Cymbals
03 Father Christmas / The Kinks
04 Marshmallow World / Darlene Love
05 すてきなホリデイ / 竹内まりや
06 Merry Xmas / Love Psychedelico
07 Christmas Is Here / Donna summer
08 Merry, Merry Christmas / New Kids
on The Block.
09 クリスマス・イブRap / Kick The Can
Crew
10 Do You Hear What I Hear / Destiny’s
Child Feat. Kelly Rowland
11 雪が降るTOKYOタワー～TRACES～ / Maki
Miyamae
12 Some Children See Him /
Jeffrey Foskett
13 Rudolph The Rednosed Reindeer / The
Beatmas
14 Christmas Is For Mugs / Graham
Parker
15 It’s Christmas Time / Lovemongers(Heart)
16 Noel: Christmas Eve, 1913 / John
Denver & The Muppets
17 サガラミドリさん /
ホフディラン
18 On christmas morning / Kenny
Loggins
19 December Days / The Wannadies
20 The Christmas Song / Stephen Bishop
21 白い恋人達 / 桑田佳佑
22 I'll Be Home For Christmas /
The Beach Boys
01 GOD REST YE MERRY GENTLEMEN
NRBQ
21世紀最初のクリスマス。NRBQのこのギターだけのシンプルな、しかし味のあるインストで幕開けです。大名曲”クリスマスウィッシュ”や”Jolly
Old St. Nicholas”を以前何度か取り上げましたが昨年彼らのクリスマスCD「Christmas
Wish-Expanded Edition」が発売されたのは非常に嬉しかったです。
02 Decembers Children
Cymbals
昨年もインディーズ時代の”
Winter Day Song”を取り上げたシンバルズのクリスマスソング、もう一曲発見！ということで。自分達のWinter
Day Songを多分に意識したアレンジですが、違う曲です。99年に発売されたメジャーでの3rdマキシシングル「My
Brave Face」（ポールかよ！）に収録された曲、ギターとドラムの優しい音色が良いです。彼らのCDのアートワーク（タイトルもね）はロック・クラシックのジャケットのトリビュートというかパロディばかりなのですが、このマキシシングルのジャケットは1st.のローリング・ストーンズ「Get
Yer Ya-Ya's Out」、2nd.のエルビス・コステロ「Get
Happy」に続き、次の曲で採用したキンクスの「Face
To Face」そっくりなのです、裏ジャケは「UKジャイブ」だし。また、帯には昔から大好きなコレクターズ（大学時代の友人へ。まだ聴いてますよ）の古市コータロウ氏から”ワクワクするぜ！シンバルズ！”のコメントもイカしてます。
03 Father Christmas The Kinks
私のオール・タイム、ベスト・バンド５には入るキンクスが今年ようやく登場です。ローリング・ストーンズなどと並びイギリス最古の現役（？）ロックバンドの一つで、私が1985年にCDというものを最初に買ったのが当時出たばかりの大滝詠一のベスト「Beach
Time Long」とキンクスのベスト「Complete
Single Collection 1964~1966」の2枚なんです。趣味は1５，６年位では変りません。さて、この曲は確か高校時代、最初に作ったクリスマス・コンピには入れた憶えがありますが（当時はFMからのエアチェックカセット音源を使用）、最近やっとこの曲の収録されたＣＤを買ったもので収録出来ました。軽快な７0年代のキンクス流ロックンロールですが、子供達がサンタクロースに「金をよこせ」という、歌詞はかなり刺激的です。1977年にシングルで発売された、彼ら唯一のクリスマスソングです。
04 Marshmallow
World Darlene
Love
毎年一曲は採用しているアルバム「A
Christmas Gift For You From Phil Spector」(1963年)から、今年はダーレン・ラブの歌うこの曲。この人の歌声って本当に大好き。彼女、今年出た御馴染みのチャリティ・アルバム「A
Very Special Christmas 5(クリスマスエイド５)」ではホワイト・クリスマスを歌っているようですが、日本での発売がこのCDの収録に間に合いませんでした。９０年代にもアルバムを出したりしていますが、映画「リーサルウェポン」シリーズにもレギュラー出演（メルギブソンの相棒刑事ダニー・グローバーの奥さん役です）していたり、シェイスピアの舞台なんかもやってるみたい。今は役者が本業なのかな。
05 すてきなホリデイ
竹内まりや
今年もケンタッキーフライドチキンのCM曲になってます(実際にCMまだ観てないけど)。去年もTVでは流れてましたが、今年はアルバム「ボナペティ！」に収録されCD化されたので晴れて採用です。この曲は旦那の達郎氏ではなく、服部克久がオーケストレラのアレンジを手がけています。達郎氏のオーケストラアレンジ（特に７０年代大滝作品）も結構好きなのですが、さすがは服部先生、素晴らしいです。もともと私は彼女の歌声からカレン・カーペンターを彷彿するんですが、全体的な詩の内容やオーケストレーションが、カーペンターズのクリスマス・アルバムを思い出します。ただ「クリスマスが今年もやって来る 悲しかった出来事を消し去るように」というフレーズだけは、今年は重く聞えてしまいます。
06 Merry Xmas
Love Psychedelico
今や大ヒット連発のデリコ（CDショップのムサイ親父さんがこう呼んでいたのがなんだか変でした）のクリスマスソングです。最初に売れた曲を聴いた時、私はシェリル・クロウにあまりにも似ていたので「なんだかなあ」と思っていましたが、アルバム借りたら曲も良いし、詩の乗せ方も歌いまわしも独特で結構好きになりました。でもなんか彼らのサウンドは洋楽のサウンドをそのまま持ってきたような不自然さが気になります。私は英米のポップ・ミュージックの影響を受けていないサウンドこそ好みじゃないのですが、不思議にこのバンドはそう思ってしまいます。もうちょっと頑張ってより深く、ね。
この曲は現時点での最新シングル”I
Will Be With You”のカップリング曲で、結構気に入ってますが、このサウンド、私はビートルズの”夢の人”（ポール作）を思い出しちゃいました。
07 Christmas Is Here
Donna summer
”ホットスタッフ”や”マッカーサーパーク（ジム・ウェッブの曲なんですね、小柳ゆきもカバー）”など数々の大ヒットで一世を風靡したのはディスコブームの真っ最中の1970年代も終半でした。最初にディスコ・クィーンと呼ばれたのは彼女かもしれませんね。この曲は1994年に発表された彼女のクリスマスアルバム「Christmas
Spirit」に収録されている１曲。このジャンルも彼女もそれほど思い入れは無いのですが（でも「ホット・スタッフ」「恋の魔法使い」のドーナツ盤は持ってます）、この曲のクールでいながらソフトで優しい歌声とサウンドが非常に気に入りました。ピアノのイントロも良いですね。
08 Merry, Merry Christmas
New Kids on The Block.
80年代後半のアメリカを代表するアイドル・キッズ・グループ。そんな彼らは一枚クリスマスアルバムを出しております。今ジャケットを見ると何処がアイドルなんだろうというルックスですが、良いんですよこのアルバム「Merry
Christmas」が！ 1989年に発表されたこのアルバムのタイトルソングともいうべきなのがこれ。他にも何曲か素晴らしい曲があり、音楽評論家の萩原健太夫妻も大好きみたいですね。健太氏は自ら選曲したクリスマスBOXという5枚組みコンピに3曲くらいこのアルバムから入れてますし（この曲は何故かなかったですが）、奥様の能地祐子さんは当時このアルバムのライナーノートに”きゅん
”とか書いてます。若かったですね。
09 クリスマス・イブRap Kick
The Can Crew
今年日本でのクリスマスソング最大の問題作、かな。山下達郎の名曲をヒップホップの彼らが料理！というか挑戦！という感じです。達郎氏はＪ・ヒップホップでは彼らが一番好きだそうで、初めてこの曲の使用を認めた、いわばオフィシャルな曲ということになります。先日達郎氏も自分のFM番組でこの曲をかけていました。うーん。達郎氏が一番好きというのはレコード会社が一緒なので、本当かなあ？っていうかどれだけ最近のJ・ヒップホップを達郎氏が聴いているのかなあという気もしますが。確かにラップの部分はなかなか聞き取りやすくて○。でもラップのリズムへの乗りが良くないのでは？（特に一番担当のMCUさん）と思うのは私だけではないようで・・・ラップでリズムが悪いというのはどうなのよ！？とも思いますが、オリジナルの名曲にかなり助けられている事のもあり、何はともあれ結構売れているみたいで何よりです。あれ？あんまり誉めてないな。
10 Do
You Hear What I Hear
Destiny’s Child Feat. Kelly Rowland
私、彼女達のルックスとヒット曲”サバイバー”しか知らなかったもので、アメリカのモー娘かと思ってましたが、実力もかなりあるみたいです。すいませんデスチャの皆さん。今年彼女達初のクリスマスアルバム「8Days
of Christmas」が出まして、試しに購入してみました。個人的にすごく好き！という音楽ではありませんが、売れまくっている勢いというか、パワーを感じました。こういった不思議な勢いというものは、例えば1973年の井上陽水のアルバム「氷の世界」などにも感じ取れるもので（我ながら、いつも例えが古い！因みに日本初のミリオンセラーです）、後々に聴いてもその勢いを感じ取れるのが不思議です。この曲は、アルバムの中では結構爽やかなサウンドが好印象だったので採用しました。でもリズムが数年前の大ヒット曲”マカレナ”に似てるかも。
11 雪が降るTOKYOタワー～TRACES～ Maki
Miyamae.
昔から本当に大好きな、クラシックス・フォーの大名曲”TRACES”をクリスマスソングに。誰が考えたんだあ！素晴らしすぎる組み合わせです。歌っているのは元Coco（知らんかった、村上君サンキュ）の宮前真樹。最近は「明石家電視台」（関東でもやってるかな）の回答者でもかなりボケというかアホ？のキャラが定着した感のある彼女ですが、7年前の歌の方はなかなか下手です。また全然誉めてませんが、結構好きだったりします。この曲は元ピチカートファイヴの高波敬太郎がスーパーバイザーとなって1994年に発売されたクリスマスコンピレーション「Season’s
Groovin’」に収録されていました。結構良いアルバムで、他の曲も何度か以前取り上げましたが、私がこのアルバムで一番好きなのはこれ。
12 Some
Children See Him
Jeffrey Foskett
「カリフォルニア生まれ、ビーチボーイズ育ち」。この曲が収録されたCDの帯にはそう書いてありますが、非常に的を得た彼の紹介だと思います。本当に古き良きロック、ポップス、とりわけビーチボーイズが大好きな彼は、実際1980年代の10年間、ビーチボーイズの準メンバーとして、ツアー、レコーディングに参加しています。また、私も観に行った一昨年のブライアン・ウィルソンのツアーにも同行、バンドの要として演奏、歌に大活躍でした。この曲は1996年に発表された彼のクリスマス向けミニアルバム「Sunnys
Off(ハーティング・イーチ・アザー)」に収録されたクリスマス・キャロルで、シナトラやアンディ・ウィリアムスも取り上げた有名なナンバーです。ビーチボーイズが大好きで、ミスターハーモニーといわれるジェフリー・フォスケットならではの、優しい、ペットサウンドあたりのビーチボーイズを意識したサウンドがとても心地いいです。このアルバムでは私が大好きな、ロイ・ウッドの「I
Wish It Could Be Christmas Everyday」も爽やかにカバーしていますので、いずれお聴かせするかもしれません。
13 Rudolph
The Rednosed Reindeer
The
Beatmas
すいません、また入れちゃいました。ビートマス。大好きです。今年はもういいかなあ、とも思いましたが、急遽採用です。というのもジョージハリスンに関する心配なニュースがまた飛び込んできたから。ビートルズ中期、ジョージ・ハリスンの名曲”タックス・マン”のサウンドに乗せて歌われる、赤鼻のトナカイです。このアルバム、サウンドの必然性ってもんは一切ありませんが、どの曲も非常に良く出来てます。ところでこの曲のイントロ部分（タックス・マンでは咳をしているところ）で何故だか「あつい！」って聞えますね。
追記：今日ジョージ・ハリスンが亡くなりました。今私は1991年の日本公演を収録したライブCDを聴きながらこれを書いています。幸い私はその時、その場所にいる事が出来ました。”Give
Me Love” や
“Something” を聴いていたら涙が出てきました。今年一番聴いたのはジョージの「All
Things Must Pass」でした。もうジョージがいないのは淋しいです。でも、今までどおり、これからもジョージの音楽は私の一部です。安らかに眠って下さい。そして、これからもよろしく。と言いたいです。
14 Christmas
Is For Mugs
Graham Parker
やっぱかっこいいです、グラハム・パーカー。数年前、このCDを買ってから毎年この曲を入れようかどうしようか迷った末、今まで見送っていました。1994年に出た、クリスマス向けマキシ・シングルのタイトルナンバーです。アコースティックなサウンドに乗せて彼独特のじゃがれた歌い方。好きだなあ。学生時代、ニック・ロウ、エルビス・コステロ、スクイーズなどのパブ・ロックが大好きだった私は、この人（当時はグラハム・パーカーって表記してました）のCDを買うまでの余裕が無く、大学の近くの「ジャニス」というレンタル屋（かなりお世話になったよ）で彼の初期の何枚かのアルバムを借りて、すっかり参ってしまったのです。音楽ファンでなければ、彼のことを知らないかも知れませんが、パブ・ロック関係ではかなり成功した（といって良いのかな）アーティストです。ニック・ロウは相変わらず良い作品を発表してますし、最近日本でも本が出版される（久留米では売ってないみたい）など、今（私にとってはいつも）、パブ・ロックがきてます。
15 It’s
Christmas Time
Lovemongers(Heart)
1980年代に”These
Dreams”、”Alone”などの大ヒットを連発していたアンとナンシーによる姉妹バンド、ハートが今年クリスマス・アルバムを出しました。正式にはハート名義ではなく、90年代から続けているアコースティックなサウンドが持ち味のサイド・プロジェクト「ラヴモンガーズ」名義で。アメリカでは昨年発売されたようですが、あまり話題にもならず、今年再度リリースし直され、日本でも晴れて発売となりました。80年代のブレイク当時はトゥーマッチなアレンジが多かったように記憶していますが、もともと70年代のデビュー当時からアコースティックなサウンドも結構取り入れていました。このアルバム、今年のクリスマス・アルバムでは一番気に入りました。カバー曲も良かったですが、オリジナルソングが皆良く出来た曲で非常に嬉しいです。この曲はビートルズの”ペニーレイン”を思い出しながら作ったとか。そういえば後半の間奏、ピッコロ・トランペットの音が聞えてきます。因みに今現在(2001年11月)アン・ウィルソンはビートルズのトリビュート・バンドの一員として、トッド・ラングレン（大好き）、アラン・パーソンズ（すごく好き）、ジョン・エントイッスル（サ・フーのベーシスト、超好き）などと一緒に来日しています。行けなかった、残念。
16 Christmas
Like A Lullaby John
Denver
僕の洋楽体験の中でも、ビートルズと並ぶほどの歴史があります、この人。小学生の頃、”緑の風のアニー”って曲が本当に大好きでした。ビートルズと違い、小学生の頃以来、あまり聴かなくなってしまったのですが。久々に聴くと、やっぱ良いです。落ち着きます。1970年代に一世を風靡し、日本でもすごく人気がありました。彼は1997年に飛行機事故でこの世を去るまで3枚のクリスマス・アルバムを発表していますが、この曲は2枚目にあたる『ジョンとマペッツのクリスマス』（1979年発売、プラチナ・アルバム獲得）という、TV番組「セサミストリート」で御馴染みのキャラクター、マペット達との共作に収録されたナンバー。この曲はソロですが、多くの曲でマペットの声優たち（最近は映画監督として「スコア」などでも大活躍、スターウォーズのヨーダ役でも有名なフランク・オズやマペット達の産みの親、映画「ダーク・クリスタル」や「ストーリー・テラー」でおなじみの故ジム・ヘンソンら）と一緒に歌ったり喋ったりして楽しいアルバムになっています。
17 サガラミドリさん
ホフディラン
こんなの入れちゃいました。♪サガラサン、サガラサンったらミドリさん♪。”ったら”って、なんなんだこの曲は。クリスマス・コンピにおける、他の曲からの違和感においては大滝詠一の”クリスマス音頭”にも匹敵するかも。でも実は私このワタナベイビーの声、情けなくて大好きなのです。なんかこの人たちいつまでたっても素人っていうかアマチュアっぽいですが、妙に聴きたくなる時があります。比べるとかなり甘っちょろいですが、初期（ハードフォーク時代）のRCサクセションっぽいところもありますね。最後の♪イエー♪は、ビートルズの”She
Loves You”ですね。
18 On christmas morning
Kenny Loggins
1998年に出た彼のクリスマスアルバム「December」収録の曲。私達の世代の一般的な彼のイメージは映画「フットルース」の主題歌、という事になるのでしょうか。彼の音楽をずっと聴いている人から見れば「フットルース」とか「デンジャーゾーン」などが異色なのです。私が最初に好きになった彼の曲も中学生当時、彼の作品とは知らずに聴いていたカントリー・ロックのバンド、ニッティ・グリッティ・ダートバンドの歌う「プー横丁の家」なもんで。「フットルース」などの反動なのか、最近は少し落ち着きすぎてしまった感は否めません。個人的には70年代のロギンズ＆メッシーナ時代が一番好きでなのです。最近は、大好きな音楽が出きれば売れたって売れなくたっていいもん！と思っているのかな。もう少し色気というか、元気な曲をやってほしいです。そういえば、高校生時代、この人のコンサートに行きましたっけ。つくばでの科学万博の最終日のイベントで、コンサートだけのために行きました。この曲は彼の友人でもあるデヴィッド・フォスター（有名な音楽プロデューサー）との共作の佳曲。89年頃の作品と思われます。
19 December Days
The Wannadies
1992年か93年だったでしょうか、渋谷の小さな輸入CDショップで流れていたこのワナダイズの2ndアルバムを聴いた私はレジまで全力疾走（すぐそばで、３歩くらいでした）、「イマカカッテンノクダサイ！！」と（小声で）叫んだものです。このアルバム、胸キュンポップが詰まっている名盤で、買ってしばらくはこればっか聴いていた記憶があります。当時は何処の国のバンドかも知らず、それから2年ほど後、日本ではスウェーディシュ・ポップがちょっとしたブームとなり、カーディガンズやクラウドベリージャム（大好きでした）などのバンドが売れ、プロデューサーのトーレ・ヨハンセンがもてはやされたりしました。ようやくその頃、このワナダイズも（それまでバンド名が読めずワナディーズって呼んでました）めでたく日本でリリースされ、そうかスウェーデンのバンドだったんだあと思ったものです。その後、ディカプリオ主演の映画「ロミオとジュリエット」のサントラに”You
And Me Song”が採用され、結構売れたようです。最近は、自分達でスタジオを建設し、そろそろニューアルバムが出るとか。
この曲は初めて買った２ndアルバムに収録されていたナンバーで、彼らにしては、ちょっとダルな雰囲気で、最初はあまり好きではありませんでしたが、ここ最近気に入っているのでピックアップしてみました。
20 The Christmas Song
Stephen Bishop
スティーヴン・ビショップ。この人も僕が中坊のころから大好きなアーティストです。その頃の私はAOR小僧としてバリー・マニロウやエリックカルメン、そしてこのS.ビショップが大好きなガキでしたが、高校時代、ストーンズやキンクス、また大滝詠一などのジャパニーズポップスを聴くようになってからは、こういう音楽とは一時期遠ざかっておりました。でもやっぱり今聴いても良い！というわけで今回採用です。この曲は1990年、アメリカで重病に苦しむ子供達が入院する「チルドレン・ホスピタル」へのチャリティ・クリスマスアルバムに収録されていたもの。大好きなアーティストによる大好きな曲のカバー。悪いはずが無かろうというものですが、このメル・トーメの名曲のカバーって素晴らしいものが本当に多く、これまで採用を見送っていたもの。やっと入れられました。
21 白い恋人達
桑田佳佑
しかしこの人もよくクリスマスソングを作ります。Kuwata
Bandで1曲、サザンでも2曲あるし、10年以上前、日本テレビのクリスマス特番でもやっていた未発売の曲もあるな・・・でもまあ、どれも曲が良いというのはさすがで。この曲も現在（2001年11月）大ヒット中です。今年のクリスマスソングでは、間違いなく一番売れるでしょう。去年あたりから何度目かのピークを迎えている桑田氏ですが、これだけ長い間第一線で活躍しているというのは、唯一でしょう。達郎やユーミン、竹内まりやも頑張っていますが、昔からのファンやマニアックな音楽ファンやだけではなく、聴いている人の幅広さという意味では本当にすごい才能だと素直に思います。いわゆる桑田バラードの王道ともいう曲ですが、21世紀になってもりっぱにコンテンポラリーな音楽として機能するのはTAISHITAものです。
22 I'll
Be Home For Christmas
The
Beach Boys
このところ毎年登場のビーチボーイズには、とうとう今年はトリをつとめていただきます。今回はオリジナル曲ではなくクリスマススタンダードの名曲をフォー・フレッシュメン（50年代に活躍したヴォーカルグループ）スタイルのハーモニーで聴かせてくれる名唱で幕を閉じたいと思います。ああ、ブライアンウィルソンがまた来ます、テロの影響で遅れたけど。福岡にもやってきます。チケットとってないんですよねえ。直前にチケット買って(直前でもたぶん買えるのが少し悲しいけど)行くと思います。
ご意見ご感想、お待ちしてます。
自慢の力作！My Compilation
Album！！